初めてペットを迎えた方へ

ワンちゃん・ネコちゃんを迎え入れる前に

かわいいワンちゃん・ネコちゃんを迎え入れた時は、とてもうれしく、一日中遊んでいたい気持ちになると思います。
でも、ちょっと待ってください!
家族の一員として迎え入れること。それは一生涯、責任をもって飼い続ける覚悟が必要です。モノではなく「いのち」です。大切に家族の一員として育てていただきたいと願います。

迎え入れた初めの1週間はとても重要

迎えた1週間は最も仔犬・仔猫にとっての危険性、リスクの高い時期です。
場合によっては命に関わる病気や事故に遭遇してしまうこともあります。
また、環境の変化にも気を付けたい時期でもあります。今までいた環境から新しい環境へ移るということは体力的にも精神的にも負担になります。
ご家族の声やお家の臭い、音など、新しい環境に少しずつ慣らしていきましょう。
病院では仔犬・仔猫によって注意すべき病気、予防プログラム、健康管理についての相談を受付けております。
健康で長生きできるよう、仔犬・仔猫のうちからしっかりと健康管理を行いましょう。

ワンちゃんの健康管理スケジュール

  1. Flow01生後8〜16週頃(約2.5〜4ヶ月)

    • 混合ワクチン:免疫が安定するまで、数回に分けて接種します。最終接種は生後16週齢以降です。
    • 狂犬病予防接種:時期になったら接種し、登録を行います。
    • 寄生虫予防の開始:ノミ・マダニ、フィラリアなどの予防を生活環境に合わせて始めます。
    • 便検査/駆虫の確認:お腹の虫のチェックと必要な駆虫を行います。
    • 健康診断(初回の総合チェック):体格・栄養状態、皮膚・耳、心臓の聴診、口腔などを確認します。
    • 生活指導:食事量の目安、体重管理、トイレ・甘噛みなどのしつけ、社会化の進め方を相談します。
  2. Flow02生後4〜5ヶ月頃

    • 身体発育の確認
    • 性成熟の兆候が出ていないかチェック

    一般的に「生後6ヶ月で手術」という話を聞く時期ですが、当院ではこの段階で一律に手術を決定することはありません。特に中型犬〜大型犬では、骨や関節の成長を考慮し、慎重に判断します。

  3. Flow03生後6ヶ月前後

    • 小型犬の場合:手術時期の検討が可能な時期
    • 中〜大型犬の場合:引き続き経過観察

    小型犬では、この頃に避妊・去勢を行うことが選択肢となる場合があります。一方で中型犬・大型犬では、「少し成長を待つ」という選択肢が適切なケースも多く、体格や関節の発育状況を確認しながら判断します。

  4. Flow04生後6ヶ月〜1年(小型犬・中型犬)

    • 成長の最終段階の確認
    • 手術時期の具体的な検討

    体の成長を見ながら、避妊・去勢手術を行うかどうかを具体的に検討します。犬種・性別・生活環境(多頭飼育・外出頻度など)を踏まえ、メリット・デメリットを丁寧にご説明します。小型犬・中型犬では1年で骨格の成長が終わるので、体格を見ながら適正体重を検討し食事管理の提案をします。

  5. Flow05生後12〜18ヶ月頃(特に大型犬)

    大型犬や特定の犬種では、骨や関節の成長が完全に落ち着いてから避妊・去勢を行う方が望ましい場合があります。この場合でも、発情や行動面、健康面を考慮しながら個別に判断します。

  6. Flow06毎年・季節で必要な予防接種と健康診断

    • 生活様式や感染リスクを検討し、年に1回のワクチンもしくは抗体検査を行います。
    • 年に1~2回の健康診断を行います。
    • 定期的なノミ・ダニ・フィラリアの予防を行います。

ネコちゃんの健康管理スケジュール

  1. Flow01生後間も無く~8週目

    生後初めての健康診断を行います。触診や聴診などの身体検査、寄生虫がいないかを確認します。
    保護した猫ちゃんは風邪や下痢など体調を崩しやすいです。体調の変化があればすぐご来院ください。

  2. Flow02生後8〜16週

    体調を見ながら混合ワクチン接種を3〜4週ごとに行います。最終接種は生後16週齢以降です。ノミ・ダニなどの予防も開始します。
    ※保護猫や貰い受けたネコちゃんなどの出生が不明の場合は、合わせて「猫白血病検査」「猫エイズ検査」を受けてください。

  3. Flow03生後16週〜6ヶ月

    定期的な体調チェックや、避妊や去勢の時期について話し合っていきます。

  4. Flow04生後6~7ヶ月

    避妊手術(女の子)
    この時期に女の子は初回の発情期を迎えます。特にネコちゃんは、「高い声で鳴く」「トイレ以外の場所に排泄をする」など、定期的に発情期の症状が起こります。子どもを産む予定がない場合は、避妊手術を行いましょう。体格や健康状態によって適切な時期が異なるため、まずは一度ご相談ください。

    去勢手術(男の子)
    去勢手術は、様々な病気を予防する効果があります。子どもをつくる予定がない場合は、去勢手術を受けましょう。なお体格や健康状態によって適切な時期が異なるため、まずは一度ご相談ください。

    避妊・去勢

  5. Flow06毎年・季節で必要な予防接種と健康診断

    • 生活様式や感染リスクを検討し、年に1回のワクチンもしくは抗体検査を行います。
    • 年に1~2回の健康診断を行います。
    • 定期的なノミ・ダニ・フィラリアの予防を行います。

初めて動物病院に来院される方へ

ワンちゃん・ネコちゃんを飼い始めたら、体調の変化にも敏感になるもの。
何か気になる症状がある場合は、動物病院を受診しましょう。
初めて動物病院に連れていく際の注意点について、ご紹介します。

  • キャリーバッグやケージに入れましょう

    突然脱走してしまったり、他の動物たちと接触してしまうのを防ぎます。
    リードを付ける場合は、しっかりと握っておいてください。

  • 普段あげているフードの確認しましょう

    食べたものが原因で体調を崩していることがあるので、普段のフードについては答えられるようにしておきましょう。

  • 皮膚の病気の場合はシャンプーを確認しましょう

    皮膚トラブルは様々な原因が考えられるため、シャンプーなど使っているものを確認しておきましょう。

  • 症状を正確に伝えましょう

    その症状が「いつ起こったか」「1日のうち何回起きたか」など、詳細をメモしておくのもいいでしょう。

  • 生年月日などがわかる書類を持っていきましょう

    ペットショップなどでもらった書類があれば、診療時に提出してください。

  • 保険などの資料も持って行きましょう

    お支払いに関わってくるので、事前に準備しましょう。

  • 嘔吐や下痢をした場合はそれを持っていきましょう

    症状の解明につながる場合があります。

  • 検査や注射などの後には褒めてあげましょう

    食べ慣れたおやつをあげるのも効果的です。

決済方法について

  • キャッシュレス決済
    各種クレジットカード、電子マネー、バーコード決済可能です。
  • 動物保険
    アニコム・アイペット(窓口精算可能です)その他保険はお問い合わせください。